◆2月の月刊絵本
0歳児「ねこちゃん」
1歳児「ちいさいもの みつけた」
2歳児「のんびりマジマジ」
3歳児「みちては ひいて」
4歳児「しんせつなともだち」
5歳児「さんかくでいえをつくろう」
◆1歳児 あんず組「ちいさいもの みつけた」読み聞かせの様子
キャラメルや金平糖、豆や果物の種など、身の回りの小さいものが実物大に描かれている、図鑑のような絵本です。ページをめくるたびに、「あ!あ!」「これなあに?」と興味津々に指差ししながら熱心に見て楽しんでいます。「これは○○っていうのよ」と教えると、保育者の言葉を真似したり「おいしそう、アムアム」と楽しいやり取りが弾みます。ぜひ、お家で一対一でゆっくりと対話しながら読んでいただきたい一冊です。
◆保育士のおすすめの絵本
今月はあんず組の先生におすすめの絵本を紹介してもらいました。
申先生のおすすめの絵本 「しーっ」
「しーっ、静かにしてください」うさぎさん小鳥さん、、、様々な動物たちが言います。「なぜかっていうとね」赤ちゃんが眠っているから。動物たちが優しく眠る赤ちゃんを囲む、ほのぼのと心温まるお話です。「しーっ」と、繰り返しを楽しむ絵本ですが、子どもたちが小さな指を立てて「しーっ」と真似する仕草がとても可愛らしく、「静かにね」といつもは少し緊張感のある言葉も、お話の優しさで幸せな心地良い言葉へと変化していきます。子どもたちに、静かに優しく読んであげたい、そんな一冊です。
西田先生のおすすめの絵本「オニじゃないよ おにぎりだよ」
おにぎりが大好きなオニたち。人間は自分が食べられてしまうと思ってオニを怖がる。おにぎりのおいしさを伝えようとするオニがいじらしくも微笑ましい絵本です。人間側とのすれ違いをなんとか埋めようとするオニが考えたこと。ページをめくって、思わず笑ってしまいます。ユーモアセンスが楽しく、ラストはほっこり。楽しい絵本です。