わたしたちは、子どもたちを誕生時から「ひとりの人格」としてとらえ、遊びのときだけでなく、ミルクを飲むとき、食事をするとき、排泄をするときも、教育的配慮が必要であると考えています。このような考えにもとづく取り組みの一つが、ハンガリーではじまった育児担当制です。
乳幼児期の心の発達には、愛着の形成が大前提です。愛着とは、子どもが特定の他者に対して持つ情愛的な絆のことです。愛着の形成は、子どもの人間に対する基本的信頼感をはぐくみ、・・・
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わたしたちは、この時期の子どもたちの思考や感性を豊かに養い、意欲を持って繰り返し挑戦する力を育み、自分で選択して決断できる力を身につけるために、ピラミーデを導入しています。
ヨーロッパでもっとも権威のあるオランダの教育評価機関Citoで開発されたピラミーデは、子どもたちが豊かに発達できる安全な環境づくりを大切にし、遊びや自立学習を通じ、子どもたちが自分で感じ・考え・選択して決断できる自己解決能力を養うことを目的として・・・
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園では、ご家庭の協力を頂き「早寝、早起き、朝ごはん」を基本に、心地よい生活リズムを身につけていくことを目指しています。
「生活のリズム」が整うと、子どもたちの心身が安定し、食欲が増し、物事に取り組む意欲が生まれるからです。
とりわけ、寝る時間と朝ごはんは、その日の子どもの体調を大きく左右します。
子どもたちが「心地よい生活リズム」を身につけるためには、大人が真剣になって取り込むことが必要です。時間の・・・
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わたしたちは、食べることが健全な心と体の土台になるだけでなく、食べることへの関心が生きる意欲につながると考えています。
園では、子どもの「食」への関心を育み、「食を営む力」の基礎を培う為に食材、調理、食体験の三点から「食育」に取組んでいます。
食材は、無農薬・自然農法で作られたお米や野菜(根菜類)を使用しており、お米は、調理室で分付き米に精米しています。
調味料はミネラルシュガーや・・
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身近な自然が減っていると言われている昨今、外遊びを通して季節の自然に触れる機会は子どもの成長にとってかけがえのない経験です。町中にも私たちが目を向ければ自然は溢れています。
園では五感で自然の神秘や不思議を体験し、豊かな感性と知恵を子どもたちが身に付けていくことを目指し、行事の無いお天気の日は、出来る限りお散歩へ出かけています。
自然に触れることを通して、四季折々の自然の変化を・・・
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育児担当制対象:0〜2歳
わたしたちは、子どもたちを誕生時から「ひとりの人格」としてとらえ、遊びのときだけでなく、ミルクを飲むとき、食事をするとき、排泄をするときも、教育的配慮が必要であると考えています。このような考えにもとづく取り組みの一つが、ハンガリーではじまった育児担当制です。
乳幼児期の心の発達には、愛着の形成が大前提です。愛着とは、子どもが特定の他者に対して持つ情愛的な絆のことです。愛着の形成は、子どもの人間に対する基本的信頼感をはぐくみ、その後の心の発達、人間関係に大きく影響します。この愛着関係を豊かに育むことを目的としているのが、育児担当制です。
園では、保護者に代わる担当の保育教諭が食事、排泄、睡眠の際に、子どもたちの体調や生活リズムや発達に合わせた援助を行います。
このような取り組みを通して、子どもたちは安心感を得、「自分が常に見守られ、受け容れられている」という感覚を養い、保育教諭との愛着関係を形成し、自尊感情を育みます。このような毎日の受容的・応答的に行われる保育・教育の経験が、子どもの意欲や主体性を育み、豊かな感性としなやかな思考の土台となると考えています。
ピラミーデ(幼児教育法)対象:3〜5歳
わたしたちは、この時期の子どもたちの思考や感性を豊かに養い、意欲を持って繰り返し挑戦する力を育み、自分で選択して決断できる力を身につけるために、ピラミーデを導入しています。
ヨーロッパでもっとも権威のあるオランダの教育評価機関Citoで開発されたピラミーデは、子どもたちが豊かにに発達できる安全な環境づくりを大切にし、遊びや自立学習を通じ、子どもたちが自分で感じ・考え・選択して決断できる自己解決能力を養うことを目的としています。
具体的な方法としての特徴は、「テーマ性のある遊びが準備されたコーナーで、遊びを中心に子どもが 自ら遊びを選び展開していく保育」と、「毎月のテーマにそって保育者指導のもとで展開されるプロジェクト活動というカリキュラムに基づいた学習」という二つの教育方法のバランスの中で構成されています。
当園は2015年にCitoより「ピラミーデ(旧ピラミッド・メソッド)」の認定を受けました。園では、幼稚園教育要領と保育所保育指針に基づいて大阪市が策定した「就学前教育カリキュラム」を基に小学校教育への見通しを持ち、遊びの中で学びの芽を育んでいます。
発達領域をおさえた毎月のテーマと、コーナー遊びを中心にデザインされた保育環境の中で、子どもが安定した情緒を保ちながら「考える力」を養い「自己コントロール力」を身につけ「表現力」を学んでいます。
保育者主導の一方的な保育の展開ではなく、一人ひとりの子どもが、保育者の援助の下で主体性を発揮して活動を展開できるような、子どもの立場に立った保育を大切にしています。
生活のリズムと日課
園では、ご家庭の協力を頂き「早寝、早起き、朝ごはん」を基本に、心地よい生活リズムを身につけていくことを目指しています。「生活のリズム」が整うと、子どもたちの心身が安定し、食欲が増し、物事に取り組む意欲が生まれるからです。とりわけ、寝る時間と朝ごはんは、その日の子どもの体調を大きく左右します。
子どもたちが「心地よい生活リズム」を身につけるためには、大人が真剣になって取り込むことが必要です。時間のない時は、ご飯とお味噌汁だけでも構いませんので、朝ごはんは必ず食べさせてあげてください。
園では「心地よい生活のリズム」を育むために、「日課」を立てています(0〜2歳児)。「日課」は、個々の発達やお家での生活リズムを基にたてられたクラスのスケジュールであり、子どもたちの成長や変化に合わせて毎月見直しています。また、よりよい「生活のリズム」は、園の取り組みだけで成り立つものではなく、ご家庭での協力が不可欠になってきます
この「日課」を保護者の方と共有し、ご家庭と園とで取組むことで、子どもたちによりよい「生活のリズム」を確立できるとわたしたちは考えています。お子様のよりよい「生活のリズム」を身につけられるよう、ご家庭でのご協力もお願いいたします。
食 育
わたしたちは、食べることが健全な心と体の土台になるだけでなく、食べることへの関心が生きる意欲につながると考えています。
園では、子どもの「食」への関心を育み、「食を営む力」の基礎を培う為に食材、調理、食体験の三点から「食育」に取組んでいます。
食材は、無農薬・自然農法で作られたお米や野菜(根菜類)を使用しており、お米は、調理室で分付き米に精米しています。
調味料はミネラルシュガーや天然塩、本醸造しょうゆなどの無添加で安心できるものを厳選して使用しています。水にもこだわり、逆浸透膜浄水器を調理室と調乳室に設置しています。調理方法は薄味を基本にし、野菜や魚、豆類を中心の食事で体の基礎を作っています。
乳幼児期は、一生の味覚がきまるといわれている大切な時期であり、厳選された食材と薄味の調理方法で正常な味覚の発達を促しています。
特定の食物アレルギーには、個々に応じた除去・代替え食を提供することによって、安心して食事をとることができます。そして、調理室はドライシステムを採用し、常に衛生上の安全・安心を保っています。
食体験の取組みとして、行事食はもちろん、餅つきやバーベキュー、さんま焼き大会、やきいも大会等も楽しみます。また、各国伝統の献立日も設け、世界の様々な食文化に触れる機会も設けています。
季節野菜の栽培やクッキング体験、誕生会やクリスマスなど記念日の際には、食事を通して皆で喜びを分かち合います。さらに、子どもたちが“落とせば割れる”という体験をとおして、食器の扱い方や物を大切にする心を学べるようにと、3歳以降の子どもの食器は「陶磁器」を使用しています。
自 然
身近な自然が減っていると言われている昨今、外遊びを通して季節の自然に触れる機会は子どもの成長にとってかけがえのない経験です。町中にも私たちが目を向ければ自然は溢れています。
園では五感で自然の神秘や不思議を体験し、豊かな感性と知恵を子どもたちが身に付けていくことを目指し、行事の無いお天気の日は、出来る限りお散歩へ出かけています。
自然に触れることを通して、四季折々の自然の変化を感じ取ることが出来ます。
園の周りの風景に触れ、「風が気持ちいいね」「お花が咲いているね」「葉っぱの色が変わったね」と、大人と共感し合うことで身近な動植物への関心や探求心が育まれていきます。身近な動植物に命あるものとして大切に関わったり、遊びの中で自然物の面白さに気付いたり、伸び伸びと身体を動かすことで体の諸機能の発達が促されるなど、自然との関りを通して子どもの心と体が大きく成長すると考えています。
お散歩について
– About a Walk –
散歩には、子どもたちにとってさまざまな学びがあります。日の光や風の流れなど、その日の天候を通して子どもたちは自然を身近に感じることができます。園内では見られない花や木々、昆虫などを見つけることを通して、子どもたちは好奇心を育みます。手を振り挨拶をしてくださる近所の人々との交流は、子どもたちの社会性を育みます。本園では、散歩を通した発見や経験が、子どもたちの健やかな成長に必要だと考えています。
このような散歩を安全なものにするために、私たちは散歩のコースと目的地をいつも確認し、担任以外のスタッフを増やして実施しています。
専門講師による特別活動
– Special activities by expert instructors –
「この色きれい!」といったやわらかな感性や、「この色とこの色を混ぜるとどんな色になるの?」といった考え工夫する知性を育み、のびのびと表現できる心を養います。
経験豊富な講師によるていねいな指導によって、子どもたちが描くことや作ることを好きになり、それによって創作活動に積極的に取り組んでいけるようにしています。
英語活動「英語であそぼう!」
担当:ECC3歳児〜月2回
ECCに所属するネイティブスピーカーの外国人講師が、年間のカリキュラムに基づき英語で様々な活動を提供します。楽しみながら英語に親しむことができます。また、英語学習の基礎である「聞く」「話す」力を養うだけではなく、外国人との密な交流を通して異文化に触れ、親しみを持つことで視野を広げ、世界に羽ばたける柔軟な思考を持つことを目指しています。
40年の運動教育の歴史を持つ総合体育研究所の講師を招き、子どもたちの基礎的な「身体能力」や「体力」、そして「危機回避能力」の向上に取り組んでいます。また、園では、総合体育研究所の特色でもある、体を動かす楽しさや皆で切磋琢磨しながら成長する喜びを子どもたちが経験してほしいと願っています。
太鼓指導
担当:太鼓センター4歳児〜年2回
太鼓センターから専門家を招き、「音」や「リズム」に親しむ機会を提供しています。
子どもたちは、太鼓の響きをからだ全体で感じるだけでなく、友だちと呼吸を合わせて音を奏でる楽しさも経験します。また、日本の代表的な和楽器の1つでもある太鼓を身近なものとして感じてほしいと願っています。
花まる学習会
担当:株式会社こうゆう4歳児〜月1回
花まる学習会は、子どもたちを「メシが食える大人」そして「魅力的な人」に育てることを教育理念とする学習塾です。思考力・国語力・野外体験を3本柱に、将来大人になったときに社会を生き抜く力、「あと伸び」するための土台作りを重視しています。読み書き・計算などの「基盤力」にも手を抜かず、社会で活躍するうえで「強み・実力」となる思考力や人間力、感性を育みます。
絵画活動はおよび、課外活動は5月から開始です。