◆9月の月刊絵本
0歳児「ならんだよならんだね」
1歳児「かさかしてあげる」
2歳児「みずうみおばけ」
3歳児「きらきらくものす みーつけた!」
4歳児「ごろごろにゃーん」
5歳児「らくだのおやこ」
◆5歳児 めろん組「らくだのおやこ」読み聞かせの様子
らくだは一度に80リットルもの大量の水を飲むことが出来て、それから何日も飲まなくても平気。嵐の日には鼻の穴を閉じて砂が入ってこないようにすることも出来ます。また、らくだのこぶを見ると、元気かどうかが分かります。らくだの体に秘められた不思議な力を、モンゴルで生まれてらくだを見ながら育った作者が描いた一冊です。読んでいる間、興味津々に聞き入る子どもたち。読み終えると「へぇーすごいなぁ」と感嘆したり、「らくだのこぶには何が入ってるんやっけ?」とさらにらくだの生態に感心を深める子どもたちでした。毎月5歳児に配本される「かがくのとも」では、ストーリー性がある中で身近な動植物や現象などが紹介されています。これからも読み聞かせを通して子どもたちの発見や好奇心を引き出せるよう、時には対話を交えながら、ともに楽しんでいけたらと思います。
◆保育士のおすすめの絵本
今月はめろん組の先生におすすめの絵本を紹介してもらいました。
藤本先生のおすすめの絵本「しゃっくりがいこつ」
悪戦苦闘しながらしゃっくりと戦うがいこつを面白おかしく描いた絵本。がいこつだけれど恐怖心を感じるようなところはなくて、楽しくてユーモアたっぷり。ツッコミどころ満載、オチも秀逸です。最後は友だちのおばけの活躍によってしゃっくりが止まります。さて、その方法とは!?がいこつになりきって読み聞かせをすると、「次はどうなっちゃうの!?」と終始ニヤニヤが止まらないめろん組の子どもたちでした(*^^*)
「歯がぬけた」
歯が抜ける、歯が生え変わるということをテーマに描いた絵本。ご飯を食べていたら、前からぐらぐらしていた歯がついに抜けた!歯が抜けたところにコーンを挟んでみたり、ストローを入れてジュースを飲んだり。歯にまつわるエピソードをユニークに描いた絵本です。「グラグラしてきた」「見て~抜けたで!」と歯の生え変わりを体験し、一喜一憂する子どもたち。そして、「もうすぐ抜けそう、ドキドキする」とこれから体験する子にもオススメの一冊です。
今川先生のおすすめの絵本「こんとあき」
主人公のあきとあかちゃんの時からずっと一緒に過ごしているきつねのぬいぐるみ“こん”が、おばあちゃんに会うために旅に出る絵本です。道中にはいろいろなハプニングにも遭遇しますが、“こん”があきを励ましたり、助けたりしながら遠くの おばあちゃんの家を目指します。無事にたどり着けるのか・・・。林明子さんの絵は柔らかく優しいタッチのものが多く、よりストーリーに引き込まれます。読み終えたあとは、なんだか心温まる気持ちになり、何度も繰り返し読んでいるお気に入りの絵本の一つです。