言葉は、身近な人に親しみを持って接し、自分の感情や意志などを伝え、それに相手が応答し、その言葉を聞くことで次第に獲得されていきます。
それらを考慮して、幼児が保育者や友達と関わることにより心を動かされるような体験をし、言葉を交わす喜びを味わえるようにしていきたいと思います。また、生活の中
で、言葉の響きやリズム、新しい言葉や表現などに触れ、これらを使う楽しさを味わえるようになるために、絵本や物語に親しんだり、言葉遊びなどを通して、言葉が豊かになることが、文字に対する興味や関心に繋がって行くと考えています。
下記のことを踏まえ、各学年の年齢別課題を掲げて取り組みます。
3歳児(みかん組)
・絵本を通して、様々なお話に触れ、ごっこ遊びを楽しむ。
・言葉のやり取りをしながら、自分なりに表現することを楽しむ。
4歳児(りんご組)
・様々なお話に触れ、話や、場面、登場人物を想像したり、イメージしたりしながら楽しんで聞く。
・感じたことや思ったことを言葉や動きで表現し、役になりきって遊ぶことを楽しむ。
5歳児(めろん組)
・友達と相談したり協力して劇を作り上げ、やり遂げる達成感や満足感を味わう。
・役に合わせて表現を工夫し、自信をもって人前で発表することを楽しむ。
・絵本や素話に親しみながら、様々な言葉や表現に触れ、経験したことや考えたことを言葉で伝えたり、友だち の話を聞いたりして言葉の伝え合いを楽しむ。