◆2歳児 ぶどう組「うごいた とまった」読み聞かせの様子
今月は「うごいた とまった」を読みました。赤ちゃんや噴水、車など身の回りにある色々なものの動いた姿や止まった姿が描かれています。赤ちゃんが動いている場面では同じ動きをしてみたり、止まると子どもたちも静かにピタッと動きを止めて、絵本を楽しんでいる様子でした。
◆保育士のおすすめの絵本
今回はぶどう組の頭利先生、安楽先生におすすめの絵本を紹介してもらいました。
頭利先生のおすすめの絵本 『ふゆじたくのおみせ』
ある日クマさんとヤマネくんのところに「ふゆじたくのおみせ」からの手紙が届きます。このお店は森のみんながふゆじたくするためのお店でどんぐりで品物を買います。クマさんとヤマネくんをはじめとした、森のみんなは目をつけた品物を買うため森の中へどんぐりを探しに散っていくのですが…
クマさんやヤマネくんを始め、森のみんなの優しい気持ちや思いやる温かさを感じられ、自分も同じように人にやさしくしようと思えます。秋冬にピッタリのイラストやストーリーで、秋冬が待ち遠しくなる1冊です。
安楽先生のおすすめの絵本 『ちっちゃなねずみ』
石につまづいてねずみくんのしっぽを踏んでしまったぞうさん。でもねずみ君は自分のことより、ぞうさんの足のことを心配して「ぼくが小さくて目立たないからいけないんだ」としょんぼりしてしまいます。
そこへプードルやパンダ、くじゃくなど大きくて個性的で目立つ動物が沢山やってきます。「いいなぁ」と羨ましく思うねずみくんですが――。
みんな自分の良い所を知っていたり、他の動物の良いところを見つけられて、読んでいくうちに温かい気持ちになります。
本当に大切なのは可愛いこと?個性的なこと?大きいこと?
ねずみくんとお友達のやりとりの中から大切な事ことを教えてくれる素敵な一冊です。