◆1歳児 いちご組「みんな おっぱいのんでたよ」読み聞かせの様子
今月は「みんな おっぱいのんでたよ」を読みました。絵本に出てくる動物の子どもたちが、みんな赤ちゃんの時におっぱいを飲んでいた様子が描かれています。動物が大好きな子どもたちですが、おっぱいを飲む可愛い様子を見て「赤ちゃん!」と喜んでいました。コウモリなど、なかなか見る機会がない動物は、指をさしながら不思議そうな表情を浮かべていました。
◆保育士のおすすめの絵本
今回はいちご組の苅田先生、岡本先生におすすめの絵本を紹介してもらいました。
苅田先生のおすすめの絵本 『どうぞのいす』
うさぎさんが小さな木のいすを作り、誰でも自由に座ってやすめるよう『どうぞのいす』という立て札を立てます。そこにやってきたのは小さなロバさん。いすを見て「なんて親切ないすだろう」と思い、いすにドングリのカゴを置いて、木の下でお昼寝をします。これをきっかけに、「どうぞ(座ってください)のいす」が「どうぞ(たべてください)のいす」になってしまい、次々と動物たちの取り替えっこが繰り広げられていきます。そんな楽しい展開の中で、どの動物も、次の動物のことを考えて、他人を思いやる優しい気持ちが感じられるところがとても好きです。動物たちの優しさにほっこりしながら、読み終わると、こんな風に思いやりの心をもって日々を過ごしたいなと感じる一冊です。そしてお昼寝から目覚めたロバさんが、最後に言う一言も可愛くて笑っちゃいます。ぜひお子様と一緒に読んでみてください。
岡本先生のおすすめの絵本 『あしたもともだち』
オオカミとキツネは大の仲良し、いつも一緒に遊んでいます。いつものように楽しくふたりでお散歩していたのに、「さんぽはやめだ!」と叫び、なぜか突然帰ってしまうオオカミ。それからオオカミはキツネを避けてしまうようになりますが、実は理由があって――。
『おれたち、ともだち!』シリーズの絵本です。お友だちのいい所を知って嬉しくなったり、時にはすれ違ったり。子供も大人もそんなときがあると思いますが、優しいオオカミと素直なキツネをみて「お友だちって素敵だな、大切にしたいな」と思えます。お互いが大好きなオオカミとキツネのやりとりや、ふたりの思いやりにほっこりした気持ちになる一冊です。