日本に古くから伝わるわらべうたは、手遊びや指遊び、子守歌などとして親しまれ、長い年月をかけて受け継がれてきた日本の大切な文化のひとつです。乳児期にわらべうたを聴かせることで、優しい歌声やリズムに反応し、自発的に体を動かそうとする姿が見られ、情緒の安定や身体機能の発達にも良い影響を与えるといわれています。また、わらべうたに合わせて手足を使って遊ぶことで、自然とスキンシップが生まれ、安心感や信頼関係を育みながら親子の絆を深めることができます。さらに、友だちと一緒にわらべうたを歌いながら遊ぶことで、言葉や数の学びにつながるだけでなく、相手の動きや表情を感じ取りながらやりとりを楽しむことで、コミュニケーション能力も育まれます。歌と体の動きがひとつになるわらべうた遊びは、子どもの心と体の成長をやさしく支える、温かみのある遊びです。
☆0.1.2歳児クラスは毎月のわらべうたを保育室に掲示しています。気になる方は保育者に声をかけてください。
〈各クラスの様子〉
10月のわらべうた
乳児「かんてきわって」「いちばちとまった」
幼児「なべなべ」
0歳 1歳
「かんてきわって」 「かんてきわって」

2歳
「いちばちとまった」

3歳
「なべなべ」

4歳
「なべなべ」

5歳
「なべなべ」
