も~いくつ寝るとお正月~♪とウキウキした声が聞こえ始めた昨年末。子どもたちに古き良き日本の伝統をもっと身近で感じ、興味をもってもらえたらと思い、【おせちゲーム】をつくり幼児クラスで遊びました。
〇みかんぐみ
「伊達巻」や「田作り」「数の子」などおせちの料理名を知るきっかけができました。料理名を覚えると「これは〇〇やで!」と得意げに話す子どもたちでした。
〇りんごぐみ
年末からおせちの具材に興味を持って遊びを楽しんでいました!おせちの具材を重箱にいれたり、具材の意味をクイズにしたり、かるたをしたり、おせち料理に興味をもつ姿がみられ、お正月がくるのをとても楽しみにしていました。給食でおせちがでると、名前や意味を友だちと話し合いながら美味しくいただいていました!
〇めろんぐみ
おせちの具材の意味が記されたカードをつかって、クイズをしたり、かるたにして遊んでみると大盛り上がり!遊びの中で楽しみながら答え合わせをしていくことで、たづくりは「田を作る」=豊作を願う、鯛は「めで“たい”」等、それぞれに何故そのような意味がこめられているのかということも考えながら関心を深めていく様子がみられました。
年明けには「黒豆ちょっと苦手やったけど食べたよ!」「伊達巻も入ってた!」等、口々に教えてくれました。今年のお正月には、おせち料理の意味も考え願いながら食べたんだろうな、という光景が浮かび、ほのぼのした新年となりました♪
保育園でも1月5日の給食はお正月メニューでした。カードにあった食材が出てきたことで子どもたちの中で対話がはずむきっかけにもなりました。カードでかまぼこの意味を知っていた子どもたちは、給食の紅白なますを見て“赤と白やからめでたい”と子どもたちから気付いていました。子どもたちの様子を目の当たりにすることで、単に食べるだけではなく、その前に遊びを通して意識づけすることが興味関心につながるのだと改めて感じました。