今年は終戦80年という節目を迎えます。今日8月6日は広島に原爆が落とされた日。
子どもたちに命の大切さや平和の尊さを感じてほしいと願い、毎年8月に張先生からお話を聞く取り組みをしています。戦争によって同じくらいの年齢の子どもたちの命が奪われたり、生き延びた人たちも深く傷つき、今なお苦しんでいたりすることを知りました。
さらに、今も世界のいくつかの国では戦争が続いていて、不安や恐怖の中暮らす子どもたちがいるという話を真剣に聞く姿もありました。また、「へいわってすてきだね」(安里有生・詩/長谷川義史・絵)という小学生の書いた詩の絵本を読んで、今生きていることは当たり前ではなくて特別なことだと感じています。
次の日、子どもたちが戦争・平和についてどう感じたかを話し合いました。「爆弾や銃を使うことってとても怖いね」「昔も戦争なんかしないでほしかった」という戦争への怖い思いと共に、「平和っていいことだね、みんなともっと仲良くなってニコニコしたいな」という温かい声に、頷きながら共感し、子どもたちなりの“へいわ”を言葉にしていました。