発達領域:考えることの発達
「色」色について知る事は「考えることの発達」の基本的な要素となります。子どもたちは色のあるものに強く惹きつけられます。色は私たちのまわりの世界を系統立てる際に利用する最も重要な特徴のひとつです。この活動では最初は原色から始め、次にそれらの色を組み合わせます。色調については、明るいから暗いそして暗いから明るいという順序立てを話し合います。
「形」まだ形の概念をうまく区別できませんが、形を扱うことによって、とくに3次元の形である丸いもの(球や円柱)や四角いもの(立方体や直方体)を扱うことによって形について学びます。また二次元の形である(円、正方形、三角形、長方形)についても日々の生活から身につけていきます。
「分類」様々な特徴に従って物を分けることは、とても重要な系統立ての活動です。保育園の生活の中でも、お片付けの時など「ここに○○色ブロックを片づける」等、日々行っています。少し大きくなると物の収集もはじまります。物がもつ特徴は多くの場合、知らず知らずのうちに物を区別する際の主眼点となっています。
各クラスの目標
みかん組(3歳児)
・色の不思議さや美しさに気づく。
・身近にある形に興味を示し、〇△▢等の様々な形を生活の中で意識し、分類したりして楽しむ。
りんご組(4歳児)
・三原色や〇△▢等、身の回りの色や形に気付き、組み合わせて遊びを楽しむ。
・スーパーマーケットごっこを楽しみ、様々なものを分類して遊ぶ。
めろん組(5歳児)
・身の回りの形に気付いて特徴を捉え、立体的な形の面白さを感じる。
・三原色や混色を通してできる色に興味を持ち、色の美しさや不思議さ、色の持つ特徴に気付く。
・トレジャーハンターごっこを楽しみ、色形の分類を深めていく。