8月15日は終戦記念日。子どもたちにも戦争や平和について考える時を持ってほしいと願い、毎年8月、5歳児に向けて、園長による絵本の読み聞かせを行っています。読み聞かせを通して考え合う時間、子ども達の眼差しは終始真剣でした。
ウクライナで起きている戦争のことを口にする子どもたちもいる中で、“平和ってなんだろう”と考えるきっかけになったのではないかと感じています。
「平和ってなんだろう?」という問いかけには、「やさしいきもちでいる」「みんななかよくする」「せんそうをしない」と、じっくり真剣に考えながら答える子どもたちでした。
この「へいわってすてきだね」という絵本は、2013年の「沖縄全戦没者追悼式」で当時小学1年生だった安里有生くんが朗読した詩(沖縄平和祈念資料館)に、絵本作家の長谷川義史さんが絵を添えてできました。
安里くんの純粋で素直で力強い言葉は、当たり前の日常、平和の尊さに気づかせてくれます。ぜひ皆さんも手にとって読んでみてくださいね。